食物繊維
テレビ「どっちの料理ショー」に出た食材も入ったおためしセット
数十年前の古い栄養学では食物繊維というのは、無用なものと解されていました。
それは、食べても栄養にならない、つまりカロリーがないからですね。
食べ物は熱量にならなくては意味がないというのは、食べ物が貧しかった時代の名残です。
しかし、その食物繊維が一気に注目を浴びてきたのが、だいたい15年くらい前のことでしょうか。
食事が西洋化するとともに、それまで無意識に摂っていた食物繊維の摂取量が減って、肥満や便秘の原因になると指摘されたからです。
すると今度は、食物繊維万歳!!の状態になってしまいました。
私もこのあたりの時代に遭遇しているので、ずいぶんとつらい思いをしました。
実はこの食物繊維、大きく分けて二つの種類があるのです。
これを知っておかないと、食物繊維でつらい思いをするはめになります。
人間の臓器は十人十色です。
ですから、固い食物繊維を食べても大丈夫な人がいる反面、固い食物繊維を食べるとおなかが張ってつらい思いをする人もいるのです。
固い食物繊維が大丈夫な方は、玄米、牛蒡、こんにゃく、りんご、きのこ類などどれを食べてもまず大丈夫でしょう。
でも、固い食物繊維が苦手な方は、柔らかい食物繊維を選んで食べないとお腹が張ってしまいます。ひどいときには、下剤を服用することになることもあるのです。
固い食物繊維が苦手な方は、りんごやきのこなどのやわらかい食物繊維を摂るのをおすすめします。
玄米の食物繊維は比較的固い部類に属するのですが、それが発芽玄米になると大丈夫だという人もいます。
ですから、一度に大量の食物繊維を摂るのではなく、お腹の弱い方は少しずつ様子を見ながら食べてみてください。
また、水溶性と非水溶性の食物繊維は働きが違います。もちろん、どちらの食物繊維も重要です。
しかし、食物繊維のドリンク剤ですべての一日の食物繊維をまかなうことは不可能です。
食物繊維配合のドリンク剤に入っている食物繊維は水溶性の食物繊維が主だからです。
健康な食事